天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
リズムは酒好きが社会で共存する為の調和であって、バランスでもあります。
このリズムが酔っ払いの調子を整えて、陽気に振舞い、心に熱を帯びてくるのです。
素面では、なかなかうまく歌えない曲もうまく歌えたり、普段は人見知りする私も、
お酒を飲むことによって一体感が生まれるものなのです。
出会いにもリズムがあるように・・・。
問題になるのは、いつも決まって飲みすぎによって、リズムが崩れることなのです。
態度が崩れて、自己中心的に狂いだしたら、ゲームオーバー。
仲間に迷惑をかけるのが、当然になってしまいます。
そうならない為にも、
酒好きたちの目的は、社会にリズムをもって、バランスをもたらすマスターになることです。
この世の万物が善と悪による陰と陽だとすれば、酒好きがその中庸に当たるのです。
誰だって迷子になれば初心に戻るように、社会が混乱すれば中庸が必要です。極端に行き過ぎた現代人にとっての処方箋は、お酒がその中庸をもたらす酒好たちの手の中にあるのです。
適度なお酒はこの世にリズムとバランスをもたらしているのです。