天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
ボルテールはこう言っている。
現実の世界には限界があるが、想像の世界は無限であると。
酒好きにとって道徳は必要不可欠の要素であるが、そこに夢やロマンや楽しみが無ければ、継続されることは残念だが無い。
ヒュームは言う。
道徳は手段であって目的ではない。そこに共感が必要だと。
なるほど、確かに共感が持てるお酒には社会性が生まれてくるし、それは透明感があって、爽快に感じる。これはいける。
酒好きたちは言う。
お酒は手段であり、目的であり、共感であると。
これなら愉快になれる。
また、私達の日常的な道徳生活には、おのずと限界があるが、酒好きたちの道徳的生活の限界はお酒によってブレイクスルーされる。飲酒によって固定観念をチェンジ出来るのなら、最高の突破です。
天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
リズムは酒好きが社会で共存する為の調和であって、バランスでもあります。
このリズムが酔っ払いの調子を整えて、陽気に振舞い、心に熱を帯びてくるのです。
素面では、なかなかうまく歌えない曲もうまく歌えたり、普段は人見知りする私も、
お酒を飲むことによって一体感が生まれるものなのです。
出会いにもリズムがあるように・・・。
問題になるのは、いつも決まって飲みすぎによって、リズムが崩れることなのです。
態度が崩れて、自己中心的に狂いだしたら、ゲームオーバー。
仲間に迷惑をかけるのが、当然になってしまいます。
そうならない為にも、
酒好きたちの目的は、社会にリズムをもって、バランスをもたらすマスターになることです。
この世の万物が善と悪による陰と陽だとすれば、酒好きがその中庸に当たるのです。
誰だって迷子になれば初心に戻るように、社会が混乱すれば中庸が必要です。極端に行き過ぎた現代人にとっての処方箋は、お酒がその中庸をもたらす酒好たちの手の中にあるのです。
適度なお酒はこの世にリズムとバランスをもたらしているのです。
天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
「この世にお酒が存在するのは人間社会に必要だからではなく、まして自然現象でもない。
神がそう望んだからである。ゆえに、お酒とは驚きにあると」。
パスカルならこう言うかもしれない。
「実際、生命の喜びはいっさいにのものに優越することを考えると私達はお酒に浮かぶ一本の考える葦にすぎないと」。
モンテーニュならどう言うだろうか。
「私たちの悪意と呼ばれているその多くは善意によって誘導されていく。
悪意であるかのように、思われたものでも気づけば、それが社会の発展に大きく役立っていることがあると」。
事実、お酒を飲む動機は純粋とは言いがたいものがあるかもしれない・・・。
だがしかし、善意で始まり、善意で終わることは稀にしか存在しないのも事実であります。
最後はシェイクスピアの言葉をお借りしようと思います。
「お酒の対象を全てこの世から抹殺すれば、全ては虚しく、残酷である。
それはより過激に、より悲劇的に」。
(これらの言葉は全てフィクションです。実際の言葉とは若干異なります。)
天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
お酒の存在理由とは・・・。
世界はアルコールの木の上に立つ、禁断の果実によって創出する。(創世記)
世界は酒を飲む人と飲まない人の二つに分かれる。(二元論)
世界には酒好きにしか見えない世界観が存在している。(観念)
もし仮に、全てを疑うならば、そこにいる、酒好きのあなたが一番の善人あるかもしれない。
なぜなら、
私たちの毎日の生活は、なぜだか解らないが、楽しい事ばかりは続かない。楽しい事を引き延ばす為には、苦痛を道連れにしなければならない。悩みや苦しみがそれ自体、無くなる事は一瞬でしかなく、そのほとんどが、無常であり、ストア派の言う通り一切皆苦である。
それでも酒好きたちはうまく対応して、桃源郷を模索するのです。
まして、この酒好きたちは国家や社会の脅威にはならない。むしろ逆に、依存しながらも共存しているのです。
労働秩序や社会の限界にはお酒が役立ち、溜まったストレスをうまく発散しているのです。
お酒は一つの礎であり、代償でもあります。労働の後に飲む一杯のお酒に感謝して癒されるのです。
お酒はこの不完全な世界で生きる酒好きたちへの配慮であって報酬でもあるのです。
天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
良い言葉を多く知る人ほど、毎日が楽しく、美しくなる為のコツです。
同様に、この世界の限界は、普段何気なく使っているその言葉の限界が、私たちの世界の限界を意味しているように、
現実はどんな言葉を選択するかによって創られるもの。
従って、美味しいお酒を飲む為にも、お酒に関する正しい良知がなければ、とても危険なものになってしまいます。
実際、人は言葉によって動くように、その選択肢が少なければ、無意識に、アルコール依存に陥ってしまいがちです。
そうならない為にも、お酒とは何ぞや!と。みんなで考えましょう。
お酒の真理や、自然法則に適う明確な理由があった方がいいし、
酒好きたちには知識を得るほどに潤うものだからです。
酒好きの正当性と正義はその関係性の中にあるちょっとした一言によってもたらされている
事実なのです。
天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
お酒にはあなたの心に火をつける何かがある。
お酒とは一体、何なのか?
酒好きにとってお酒とはどうあるべきなのか?
酒は善か?それとも悪か?
酔っ払いの純粋感覚は、本能的で直観的な行動力にある。理屈は後で考えればよい。
酔っ払いの知覚の判断は、ずば抜けた思い込みによる、見たいものしか目に入らいない。
酔っ払いの共感覚は、興奮状態から酩酊にかけて起こる。一瞬何もかもが思い通りに感じる。
酔っ払いの想像性は、常識と混乱の中にある。そこには気づきがあり、心理的で霊的である。
酔っ払いの観念は、依存性があり、自滅的である。いつでも上手く騙されたがっている。
酒好きは異質なのか?
酒好きの正義は?
天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
もしも、宇宙人の中に酒好きがいたなら、私達は仲良くなれるかもしれない・・・・・・・・・。
宇宙からの視点に立って思うことは、酒好きとは幸せに生きる権利を与えられた、ちょっとだけ自己中心的な酒族であります。
それは地球の支配者としては未熟ですが、この星を愛する守護者としては一人前であり、
芸術的とは言えないまでも、共存共栄により社会に貢献する酒好きたちなのです。
実際、自己完結しています。
社会に影響を与えたり、偉業を成し遂たいとも思わずに、ただ感謝してこの世を去る酒好きたちです。
何よりも人間は地球のガン細胞だとしても、酒好きたちは地球の象徴的存在に見えるのです。
なぜなら、この地球は水の惑星なのだから・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
日本酒好き文化風俗研究所
目的は勝つことです。
酒好きにとって最大の敵であるアルコール依存症に勝つことです。
そして、みんなで美味い酒を飲む。以上。
一人で戦って勝ってもつまらないと思いませんか?どうせ勝つなら仲間と勝ちたいものです!
また、油断大敵。気分だけで飲んでいては、知らず知らずにまさか自分が依存症に!
その前に、良い酒好き仲間が大切だと思いませんか?
このブログもまた、素敵な出会いです。
良い出会いは、酒好きを変えて、人生を変えて、世の中を変えるもの。
気楽に、楽しく、美しく。
小さな幸せをコツコツと貯めて。
天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
天国と地獄のはざまで美味い酒を飲む会の主催者でもあります。
私達の目的は、みんなで美味い酒を飲む事ですが、けっして仲間集めが目的ではありません。まして、金儲けでもありません。(プライバシーポリシーを守ります)
私達は、みんなで美味い酒を飲む事が目的なのです。
だがしかし、酒好きにとっては重要な問題が存在します。
それは酒好きたちにとって最大の敵であるアルコール依存症に勝つ事なのです。
また、その方法ですが、どうせ勝つなら、あなた一人で勝つよりも、仲間と一緒に助け合いながら勝つ方が楽しく、
仲間の役に立てると、我々日本酒好き文化風俗研究所は考えております。
その為の方法ですが、やはり、同じ酒好き同士の情報の交換が綺麗事ではない生きた価値のある力になるものだと。
まして、事業者の情報もあてにならないし。
そんな訳で、みんなで美味い酒を飲む会を主催します。