天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
ボルテールはこう言っている。
現実の世界には限界があるが、想像の世界は無限であると。
酒好きにとって道徳は必要不可欠の要素であるが、そこに夢やロマンや楽しみが無ければ、継続されることは残念だが無い。
ヒュームは言う。
道徳は手段であって目的ではない。そこに共感が必要だと。
なるほど、確かに共感が持てるお酒には社会性が生まれてくるし、それは透明感があって、爽快に感じる。これはいける。
酒好きたちは言う。
お酒は手段であり、目的であり、共感であると。
これなら愉快になれる。
また、私達の日常的な道徳生活には、おのずと限界があるが、酒好きたちの道徳的生活の限界はお酒によってブレイクスルーされる。飲酒によって固定観念をチェンジ出来るのなら、最高の突破です。