天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
「この世にお酒が存在するのは人間社会に必要だからではなく、まして自然現象でもない。
神がそう望んだからである。ゆえに、お酒とは驚きにあると」。
パスカルならこう言うかもしれない。
「実際、生命の喜びはいっさいにのものに優越することを考えると私達はお酒に浮かぶ一本の考える葦にすぎないと」。
モンテーニュならどう言うだろうか。
「私たちの悪意と呼ばれているその多くは善意によって誘導されていく。
悪意であるかのように、思われたものでも気づけば、それが社会の発展に大きく役立っていることがあると」。
事実、お酒を飲む動機は純粋とは言いがたいものがあるかもしれない・・・。
だがしかし、善意で始まり、善意で終わることは稀にしか存在しないのも事実であります。
最後はシェイクスピアの言葉をお借りしようと思います。
「お酒の対象を全てこの世から抹殺すれば、全ては虚しく、残酷である。
それはより過激に、より悲劇的に」。
(これらの言葉は全てフィクションです。実際の言葉とは若干異なります。)