天国と地獄のはざまで美味い酒を飲むかい。
人間以外の動物には必要以上な攻撃をしない本能が備わっていますが、
危険なのは人間にだけそれを適度に制御するメカニズムが上手く機能していないのです。
また同時に私達は臆病な心を持っているお陰で、危険を平和に、不安を発明に変えることが出来ます。
酒好きたちが持つ弱さは強さであり、弱さからの気づきなのです。そこからしか見えないものがあるからです。弱さは必要の母と言えます。
むしろ問題なのは、驕って省り見ない人たちです。奴らは自らの不安や恐れを隠しているだけの臆病者に過ぎないのです。奴らに必要なものは涙です。人間は泣く唯一の動物であるのだから、むしろ逆に泣かないことは非人間的と言えるのです。
強さは誇りではない。弱さこそ希望なのだ。
危険分子を変える方法は、お祭りのような遊びの文化が必要です。
酒好きも同様に、今を楽しめない者に、明日、喜びが見つかるとは思えませんが、反面、現実が厳しいからこそ、幸せに気づくのです。
世界中でサッカー人気が異様に興奮するのも良く解ります。