「酒好き」たちのルーツ。
なぜなら、
大陸から来た民族と、黒潮に乗ってやって来た民族が一緒になった形跡が見当たるからだ。
その形跡は日本人の顔にも表れていて、眉毛の濃さや、血圧の高さにも違いがある。
日本人の始祖の一つの一群が、南海の島々をへながら黒潮に乗って北上して日本にたどり着いても何ら不思議ではない。
まして日本民族の繁栄は海からやって来たように、海域地と内陸部の違いのように、今後の日本の方向性が示しされているのではなかろうか。
「酒好き」とは、
遥か昔から自己欲求の謎を探し求めて来た旅人である。
この「酒好き」達が代々守ってきた最古の伝統の一つに、それは見出すことが出来る。
約4千年前、果てしなく続く大自然の神秘を発見した大賢人たちは、世界に貢献すべくメソポタミアに集結し、文明を築き、それが「酒好き」たちと共に世代を超えて各地に広まってゆく。
シュメール文字、ゾロアスター教、ハンムラビ法典など、時代を超えて「酒好き」たちは一つのシンボルとして語り継がれて、受け継がれて行くメビウスの輪の中にある。
「酒好き」たちは人類史上最も重要な大発見をしたのである。
この「酒好き」たちの大発見は影響すべき重要性を秘めた一つのシンボルの中に結合された、自己欲求によって自らを維持するあらゆる過程をも、勿論生命そのものも含めて生きる為の手段として活用されて来たのである。
「酒好き」たちがワクワクする望ましい姿とは、「酒好き」たちが「酒好き」たちの手によって融合と分裂を繰り返しながら、発展していく「酒好き」たちの遺伝子に受け継がれたその渇望にあるように思う。
「酒好き」たちと言う生命体は連続体である以上、「酒好き」の歴史を忘れた酒族は力が弱くなるように、「酒好き」たちは大昔から自然環境と共存共生への挑戦と応戦の連続にあるのです。