酒好きの強さはコミュニケーション能力で決まる!
お酒に強いから優れているのではないのです。
その国の安定を計る基準は酒好き達によるコモンセンスの共通感覚の多様性によって示されるのです。
人は他人に認められなければ成功とは言えないように、承認する人達の前に出なければ独りよがりにすぎず、市場に出さなければ評価されないのです。
だからこそ、人と社会との〝間″に、どんな関係性を築けば良いのかが重要になります。
その関係性を見出せば今まで見えなかった暗黙のルールや、新しい出会いが見えてくるものなのです。
ハイデッガーの言葉を借りれば、
「コミュニケーションは存在と存在が触れ合う関係性だという事を、ひたすら自分という存在を賭けて感じる必要があるのだ」と言っています。
つまり、私よりも、あなたよりも、その人間関係の〝揺れ”にあるのです。揺れる想いなのです。
コミュニケーションの関係性とそのシステムは同一性ではなく、類似性だとすると、
反復と対象性を用いれば人間関係は今よりはましになるはずではなかろうか。
だから、人は誰と付き合うかによって、だいたいどんな人に似るのかが決まってくるのです。
従って問題になるのは、コミュニケーションのない引きこもりはまずいことになります。
なぜなら、
引きこもった、閉じた空間は破壊に向かい、いっそう過激な働きをする危険性があるからです。
事実、犯罪者の多くは暇人であって、無職で無目的な人に多い。
行動するのが嫌なら、情報を発信すべきです。
赤ちゃんにだって立派なコミュニケーションスキルが備わっている様に、
人間関係能力が無いのは言い訳でしかないのです。