プラトンは言います。快楽は苦痛にあると。
グランベールはこう言います
「苦痛が最も強力な感情であり、次が快楽である」と。
苦痛を避けることは、より不快を引き起こす原因となります。
その不快に慣れ親しんで人間性を低下させているのがアルコール依存症の人達なのです。
罪悪感が苦痛と思わなくなるのは、危険な洗脳であって、そうならない為にも、快楽主義者の意見に耳を傾けるのです。
なぜなら、
快楽を最大にするには、苦痛から逃れることではなく、苦痛をもいとわない精神性にあり、そして行動することだからです。
それは技術と同じ習得方法で得られるものだから、
幸福に生きる願いは遠くにあるものではなくて、すでに備わっているものであり、
つまり苦痛とは快楽からのメッセージであると言えるのです。
欲望とは意識的な衝動ですが、快楽は無意識の衝動なのです。どちらが上級なのでしょうか?
欲望をなだめることが出来るのは拝金主義者ではなく、快楽主義者なのです。
つづく。