目に見えないものを信じる前に、目に見えるものから信用する。
逆に、少数派の「20」にあたる人達は二つに分けられます。
レベルの高い人と無知な人とです。
前者はこの世に生かされていることを気付いていますから目に見えないものにも感謝し貢献し献身いたしますが、
後者は苦痛からの逃避による神頼みです。
前者は目に見えないものを愛情で統合することによて積極的に幸福を増進させますが、
後者は目に見えないものの助けを求めて不幸を無くそうとする消極的なやり方です。
一方はみんなで仲良くしようとしますが、
他方は差別的に孤立します。
どちらも目に見えないものを信じる者達にとっては満足を得ていますから、幸福には違いありませんが、
前者は強者であり、
後者は弱者となります。
また、目に見えないものを信じない者達にも、目に見えるものを信じる者達と同様、過酷な現実が待ち構えるように、
どちらが優れているのではなく、それは人間性のレベルであり、段階なのです。