社会は聴き手に飢えている!
酒好きたちは話好きです。酔うと話さずにはいられません。
その為に酒好きたちに好かれるには、聴き手に需要があるのです。
誰も素面では聞けない話であっても、ここにニーズがあるのです。
「あなたは私の話を聞いてくれると言ったのに、あなたはすぐに質問を始めたら、
あなたは私の話を聞いていないことになる。
私の話を聞いてくれるようにあなたにお願いしたのに、あなたは答えを私に言い出したら、
あなたは私の話を聞いていないことになる。
私はあなたにだけ話を聞いて欲しかったのに、あなたは自分の事を話し出したら、
私はあなたに失望する。
私の話を聞いてください!
私はただ私の話を聞いてくれるだけでいいのです!
あなたは何もしなくて良いから、私の話に耳を傾けてくれさえすれば嬉しいのです。
なのに、あなたは私をバカ扱いして、答えを教えようと必死になる。
あなたが私の話をしようとすると、私は不愉快になり、無能力感を味わうのです。
あなたは私の話を受け入れてくれさえすれば、私はあなたを無条件で受け入れるのに。
あなたは私よりも優れている事を、一生懸命に私に説明しようとする。
それがどんなに正しくても、私はあなたに教えて欲しいと頼んでいないのに。
ただ私の話をあなたに聞いて欲しいだけなのに。」