もしもこの世が地獄だったら・・・!その2
平等な所に利得は無い。誰かがどこかで損をしているから、富む者は栄える・・・。
それは金持ちを増やすには、当然のように弱者と貧困を用意するのが必要なルールだからです。
乞食を増やせば、金持ちも増えるように、弱者救済を調節して、失業者を支援する地獄でのゲームみたいです。
貧しくて一生懸命に働くしか出来ない労働者を無数に育てれば、金持ちはより豊かに繁栄するのは当然のルールです。
労働者の浪費と消耗化を加速させて、命令に従事する者を使い捨てにして便益を得るやり方は、
労働貧民こそがピラミッド社会の礎になるのです。
大富豪にとって、貧民こそ最大の財産です。
だから、善良な酒好きたちは毎日一生懸命働いても楽になれない訳です。
なぜなら、
酒好きである労働者には必要以上の消費力を与えてはいけない鉄則があるからです。
儲けた利益に鍵をかけて、善良な労働者を孤立させては、人は生かさず、殺さず使い、
飢えさせて与える汚い心得であります。
これではアルコール依存症の人がお酒に救いの神を見るのも仕方ない。
アルコール問題は一つの社会現象であると断言できるのです。
無知な経営者と、無知な労働者とでは結果はおのずと見えているからです。
金持ち達は労働を権利に変え、服従を義務に変えます。
支配と服従はお得なセットメニューのようです。
優勝劣敗の実行思想のゲームでは何人の敗北者が出ようがいっこうに構わないと言う、
まさに地獄で行われている欲望達成の遊戯であって、
私達の社会は一体何を目指しているのだろうか?