仕事帰りに立ち寄る居酒屋でのテーマは、お酒と労働問題との関係です。ついついテンションが上がります。
酒好きたちが社会で幸せを目指すのは人間の本能であり義務であります。当然です。
それを放棄すれば単細胞動物以下であり、いい迷惑です。
労働とは自然法則によって義務化されているものであり、世界は生存競争と相互依存の組み合わせによって成り立っています。
現在の経済はその自然に逆らってでも、生産効率と便益性が労働力の評価であって、
私たちは単なる物質の蓄積に夢中になっているようにも感じるのです。
それが良いのか、悪いのか解らないまま放置していては、結果はいつでもダークサイド。
悪徳の栄えです。
物質的欠陥を無くす為に、快楽を追及する為に、大人たちが行動するにしても、より大きな課題が存在します。
それは欲と満足の持続との闘い方である。大人はみなその為に苦しんでいるのです。
その点、酒好きたちの酔い所は、その労働にあります。
酒好きたちは労働を通して旨い酒が飲めると信じているからです。
現代の労働は汗の中から得られる生きがいや、労働の尊さや誇りを見失っているのではないだろうか。
お酒が単なる道具に成り下がり、お金に感謝が付属されずに、その価値に有り難味を感じられないのです。
そして何よりも重要なのは、酒好きたちの労働の対応と報われるべきは目的性です。
酒好きたちは明確な労働観念が必要なのです。
そうなのです。常に正しいことを行い、報酬を得たいのです。
スピノザはこう言っています。
「人は不確実なものの為に働かなければならない」と。
日本人の酒好きたちの労働観念とその貢献度は、世界の労働者にも大きく影響している事実なのです。
よって、日本の幸せは世界の人達の幸せなのです。