ブックオフに売られずに、本棚に残る二冊の同じ本。
同じ内容の本を二冊も買わされてしまうとは、恐ろしく、素晴らしい本です。
数十冊のマーケティング本を買いあさりましたが、そのトップ1は8年間不動のままです。
その内容は、自らのプロ意識の無さと、自らのビジネスに対する甘さに気付かされたバイブルの様な一冊で、8年たった今でも出来の悪い自分を戒めてくれる名著です。
ネットでもコンビニでも、マーケティング技法が上手すぎて、つい買わされてしまうのは、ゲリラマーケティングの強さの表れだと思われ、無駄な単価上げをされてお金を失う前に、自らもマーケティングを学ばなければ損をしてしまうと感じさせます。
この不屈の闘志と学び続ける頭脳を持ったゲリラマーケティングの餌食にならない為には、自らもゲリラマーケティングを行わなければと洗脳させられてしまうほど面白い本ですが、不思議と罪悪感や良心の呵責を感じさせずに、お金を稼ぐ事がそれほど悪いものではないと、考えを変えてくれた一冊でもあります。
金儲けは詐欺を犯すよりも、プロセスを楽しまなければ潰れてしまうものですから。